ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ 報告

  H26/9/9(火) ブライアン・ウィリアムズによる満月写生と宴を開催しました。 日時:2014-9-9(火)18:00~20:00 場所:名神高速道路大津サービスエリア(下り線) パヴァリエ大津2Fレストラン グリル「逢味」 詳細はこちらをご覧ください。 中井理事によるレポートは こちら からご覧ください。 ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ ~大津サービスエリアからの展望~ 日時:平成 26 年 9 月 9 日 会場:パヴァリエびわ湖大津(名神大津サービスエリア) 1950 年、両親の赴任先ペルーに生まれ青少年時代をチリや アンデス山脈の大自然の中で過ごした Brian Williams さ んは、帰米後水彩画を始め、1968 年 カリフォルニア大学 で美術専攻、版画、油彩を学んだ後、1972 年 リュックひ とつで来日しました。  1984 年 琵琶湖に魅せられ大津市伊香立の農家を改築して 京都より移り住み、現在に至っています。 「光・空気・静寂」を表現する風景画家の立場から、「景観は環境の健康をバロメーター」...
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ブライアン・ウイリアムズに学ぶ水辺の写生 報告

  H27/8/30(日)ブライアン・ウィリアムズに学ぶ水辺の写生を開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 ブライアン・ウイリアムスに学ぶ水辺の写生 2015年8月30日(日)道の 駅“びわ湖大橋米プラザ"にて開催 されました。参加者は大人23名、 子供30名でびわ湖トラストより ブライアン先生、ひろ子先生を含め て6名が参加しました。 ブライアン先生は腰痛のために、 本来なら安静にしておかねばなら ないところ、皆さんとのお約束でも あり、無理して来られ、最初から最 後まで絵の指導はもちろんびわ湖 の自然についても教えて下さいました。 道の駅琵琶湖大橋米プラザは1階が滋賀の特産品を販売する売店、食堂などがあり、 2階に琵琶湖のすばらしい眺めを楽しめる研修室があり、今回はびわ湖トラストして始 めてこの場所を使わせて頂きました。 10時から参加者の皆さんは研修室で、ブライアン先生のびわ湖の自然を守る大切さ を教わりました。それは、我々が日々出すゴミの類が、かつては、湖岸に生息する葦な どにより自然循環で浄化さ...
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カヌーに乗ってびわ湖に触れよう 報告

  H27/8/4(火)カヌーに乗ってびわ湖に触れようを開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 カヌーに乗ってびわ湖に触れよう            認定NPO法人びわ湖トラスト 2015年8月4日、この夏一番の猛暑のなか、大津市雄琴のオーパルにおいて、"カヌ ーに乗ってびわ湖に触れよう“のイベントが開催されました。この企画は将来びわ湖の環境を守っていく立場にある近隣の小学生に興味を持ってびわ湖の実態を知ってもらい、自 然環境の維持が如何に大切か、身をもって体験してもらうためです。 このプログラムは一昨年から平和堂財団のご援助で、オーパル㈱、滋賀県立大学、京都大学、立命館大学などの教員、学生がボランテアで参加していただき、参加した皆様から好評を博しており、今回は応募者が定員の3倍近くになったため、抽選で参加者を絞ることになり、抽選に洩れた方には大変申し 訳なく思っています。 午前10時参加者70数名と運営するスタッフが一同に集まり、当日のプログラムの説明 がありました。先ず70数名を3班に分けて、 1.カヌーに...
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琵琶湖環境学習と沖島での地引網体験 報告

  H27/7/12(日) びわ湖トラストが共催する京都新聞主催の琵琶湖環境学習と沖島での地引網体験が開催されました。これは、(株)トヨタマーケティングジャパンによる「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」の一環として開催されたものです。 ⇒イベント詳細は、バナーをクリックして滋賀のタイルをご選択下さい。
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H27年トチノキ開花観察会

  H27/6/6(土) トチノキ開花観察会を開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 トチノキ観察会 実施日:平成 27 年 6 月 6 日 トラストで実施される高島の朽木トチノキ観察会も4年目となり、恒例行事の1つとして定着しつつある。春の開花時期に合わ せて開催されるトチノキ観察会は昨年から始まり2回目だ。昨年からは大津市教育委員会に後援となっていただき、大津市内の小学校数校にチラシを配布。今回は逢坂小学校の反応が良く、申し込みが多かったのだが、残念ながら他のイベントと重なった から、と何組かのキャンセルが出た。 参加者はトラストのスタッフを合わせて約20名。生憎の曇り空で出発したのだが、現地に近づくにつれて雲行きはさらに怪しくなり、高島の辺りではとうとう小雨に。バスを降りると少々肌寒いくらいの気温で、皆慌てて軽く羽織るものを手に取 っていた。 雨の為、急きょ午前と午後のプログラムを入れ替えて行う こととなった。まずはトチノキクイズ 25 問。去年に引き続き春のガイド・講師として引き受けてくださった青木繁先...
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淀川源流域の春を楽しむ 報告

  H27/4/29(水・祝日) 2015年度淀川源流域の春を楽しむイベントを行いました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 淀川源流域の春を楽しむ―ブナの若葉、ユキツバキの花を訪ねて― 不順な天候が続いていた 4 月でしたが、4 月 29 日の「淀川源流域の春を楽しむ」のイベント開催当日は、朝からすっきりと晴れわたり、絶好の行楽日和となりました。大津駅からバスで出発し、彦根駅で講師の滋賀県立大学の野間直彦先生と彦根から参加の皆さんが合流。一路、中河内に向かいました。バスの中で、野間先生より資料が配布され、本日案内いただく場所や内容についての説明を受けました。中河内は日本でも有数の豪雪地域で、冬には数メートルの雪が積もるとのこと。ユキツバキの他にもザゼンソウやトチノキ、ブナなども見られるそうで、厳しい冬を乗り越えて咲く花や木々の芽吹きに一層期待が高まります。 途中、神田パーキングエリアで休憩し、高速を降りて、北国街道を北へ。石灰岩の採掘跡が残る伊吹山を背にし、右に小谷山、ほどなく左に賤ヶ岳、そして余呉湖が見えてきました。...
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三井寺 / 福家俊彦

三井寺    福家俊彦 (2015年4月2日) ●世界唯一、現存する唐王朝のパスポート ・・・「越州都督府過所」「 尚書省司門過所」(2通) 名 称  越州都督府過所 ・ 尚書省司門過所 2通 指 定  国宝 時代等 唐時代(大中九年 855) 紙本墨書 所蔵者 三井寺(園城寺) 大津市園城寺町 246 海外旅行といえば、いまも必要なのがパスポート。 あまり知られていませんが、三井寺には、9世紀に 唐王朝の役所が発行した「過所」と呼ばれる旅行証 明書(パスポート)が2通伝えられています。三井 寺の開祖・智証大師円珍(814~891 年)という高 僧が、仏法を求めて唐に留学(入唐求法)したとき に携行したもので、「過所」の実物は、この2通し か現存せず、世界的に貴重な史料となっています。  1通目の「越州都督府過所」は、大中9年(855) 3月、円珍が越州(紹興)の開元寺から唐の都・長 安に向かうときに越州都督府が発給したもの。  2通目の「尚書省司門過所」は、同年11月に長 安から天台山(浙江省)に戻るときのもので、中央 官庁である尚書省が発給したもの。...
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オランダ堰堤/西本梛枝

私の「滋賀一番」 西本梛枝(2) (2015年3月30日) ●日本最古の石積み堰堤…「オランダ堰堤」   (大津市) 「なんてきれいな水!」子どものみならず大人でも思わず水に入っていってしまう。懐かしい ほど優しく透き通った川だ。草津川上流の「オランダ堰堤」の辺り。その昔、平城京を造営する ための木材は湖南アルプスと呼ばれている花崗岩のこの辺りの山々から伐り出された。さらに残 った小柴まで燃料として採取されたため、山はすっかり荒れ山に。花崗岩の山は脆く、植生回復 も難しい。木のない山はひと度雨が降れば土砂が流れ出す。流域は水害に苦しみ、草津川が流入 する大川にも土砂が堆積し、水運航路に支障をきたしていた。そこで明治政府が造ったのがこの 堰堤。オランダ人技師デレーケに調査を依頼。田辺義三郎が設計してアーチ形に石積みした堰堤 が誕生したのだ。これを誰言うとなく「オランダ堰堤」と呼ぶようになった。竣工年が資料によ って若干違うが一応、明治19 年着工、22 年竣工ということになっていて、石積み堰堤としては 日本で最古である。  因みに、河川を守るためには治山が重要、ということを改...
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