びわ湖トラストたより第10号(平成26.9発行)

  第10号(H26.9発行)[pdf] 山風湖浪 自然、森林とのつきあい 「宗教法人 真如苑」さまからご支援 会員の集い(お知らせ) 追悼(板倉安正先生、濱端悦治先生) 平成26年度上期活動報告(環境学習) 平成26年度上期活動報告(湖水浄化活動、他) びわ湖基金について~琵琶湖をよろしく~ 平成26年度の活動   HOMEに戻る
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H27秋の大トチノキ観察会

2015年10月24日 (実施日) びわ湖トラスト 朽木 秋の「大トチノキ」観察会 後援:大津市教育委員会、巨木と水源の郷をまもる会 びわ湖トラストが実施するトチノキ観察会 は、昨年から春と秋の年2回開催されるよう になった。観察会には、グリーンウォーカネイ チャークラブ代表の青木繁先生を毎回講師 としてお招きし、トチノキや周囲の野花や生 き物についてご説明いただいている。 今年で4年目となるトチノキ観察会への参 加者も徐々に増えてきており、今回は、トラ ストのスタッフと参加のご家族、更には、カナ ダ人やフランス人の参加者も合わせて 43 名になった。リピーターの方も増え、中には小学生の 低学年のお子さん自ら友達を誘って参加されていたりするなど、トチノキをきっかけとした森林の 自然に対する興味を着実に持って頂けている事を感じた。 今回の観察会は天候に恵まれ、快晴で秋のさ わやかな陽気の中、トチノキへ至る山道を登って いった。今回は、拠点となる山帰来から車で 5 分 程度の場所まで移動し、前回までの観察会とは 異なる場所にあるトチノキを見学した。目的地まで 至るル...
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「琵琶湖は呼吸する」発刊

2015年10月3日 発刊 内容紹介 琵琶湖をめぐる科学探検物語。日本で最大の湖・琵琶湖は日本列島がまだ大陸とつながっていた約400万年前頃から存在し、実は日本最古の湖です。京阪神地区の貴重な水がめであり、景勝地の多いことで知られる湖ですが、大きな水の流れが存在することについてはあまり知られていません。湖に注ぐ川からの冷たい雪解け水が湖底に向かって流れ、対流を作ります。これによって上・下の水が循環し、一緒に酸素も運ばれます。これが琵琶湖に棲む生き物たちの命の水。この現象を科学者たちは「呼吸する」と呼んだのです。 水の流れは上下のみならず、大きな渦を巻くように水平にも流れますが、これは地球の自転によるもの。「琵琶湖の渦は世界一美しい」とよく知る人は言います。 その琵琶湖が、この半世紀の間、環境の激変にさらされていることを琵琶湖をよく知る科学者たちが、地球物理学、環境科学、生態学などの立場から報告します。最近でこそ、ようやく認識されだした地球温暖化と異常気象の行方、それが琵琶湖では「水温の上昇」として今から22年前より警告されています。湖底ではベントと呼ばれる水煙が噴出する様子が報...
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ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ 報告

  H26/9/9(火) ブライアン・ウィリアムズによる満月写生と宴を開催しました。 日時:2014-9-9(火)18:00~20:00 場所:名神高速道路大津サービスエリア(下り線) パヴァリエ大津2Fレストラン グリル「逢味」 詳細はこちらをご覧ください。 中井理事によるレポートは こちら からご覧ください。 ブライアン・ウィリアムズ ‐満月写生と宴‐ ~大津サービスエリアからの展望~ 日時:平成 26 年 9 月 9 日 会場:パヴァリエびわ湖大津(名神大津サービスエリア) 1950 年、両親の赴任先ペルーに生まれ青少年時代をチリや アンデス山脈の大自然の中で過ごした Brian Williams さ んは、帰米後水彩画を始め、1968 年 カリフォルニア大学 で美術専攻、版画、油彩を学んだ後、1972 年 リュックひ とつで来日しました。  1984 年 琵琶湖に魅せられ大津市伊香立の農家を改築して 京都より移り住み、現在に至っています。 「光・空気・静寂」を表現する風景画家の立場から、「景観は環境の健康をバロメーター」...
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ブライアン・ウイリアムズに学ぶ水辺の写生 報告

  H27/8/30(日)ブライアン・ウィリアムズに学ぶ水辺の写生を開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 ブライアン・ウイリアムスに学ぶ水辺の写生 2015年8月30日(日)道の 駅“びわ湖大橋米プラザ"にて開催 されました。参加者は大人23名、 子供30名でびわ湖トラストより ブライアン先生、ひろ子先生を含め て6名が参加しました。 ブライアン先生は腰痛のために、 本来なら安静にしておかねばなら ないところ、皆さんとのお約束でも あり、無理して来られ、最初から最 後まで絵の指導はもちろんびわ湖 の自然についても教えて下さいました。 道の駅琵琶湖大橋米プラザは1階が滋賀の特産品を販売する売店、食堂などがあり、 2階に琵琶湖のすばらしい眺めを楽しめる研修室があり、今回はびわ湖トラストして始 めてこの場所を使わせて頂きました。 10時から参加者の皆さんは研修室で、ブライアン先生のびわ湖の自然を守る大切さ を教わりました。それは、我々が日々出すゴミの類が、かつては、湖岸に生息する葦な どにより自然循環で浄化さ...
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カヌーに乗ってびわ湖に触れよう 報告

  H27/8/4(火)カヌーに乗ってびわ湖に触れようを開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 カヌーに乗ってびわ湖に触れよう            認定NPO法人びわ湖トラスト 2015年8月4日、この夏一番の猛暑のなか、大津市雄琴のオーパルにおいて、"カヌ ーに乗ってびわ湖に触れよう“のイベントが開催されました。この企画は将来びわ湖の環境を守っていく立場にある近隣の小学生に興味を持ってびわ湖の実態を知ってもらい、自 然環境の維持が如何に大切か、身をもって体験してもらうためです。 このプログラムは一昨年から平和堂財団のご援助で、オーパル㈱、滋賀県立大学、京都大学、立命館大学などの教員、学生がボランテアで参加していただき、参加した皆様から好評を博しており、今回は応募者が定員の3倍近くになったため、抽選で参加者を絞ることになり、抽選に洩れた方には大変申し 訳なく思っています。 午前10時参加者70数名と運営するスタッフが一同に集まり、当日のプログラムの説明 がありました。先ず70数名を3班に分けて、 1.カヌーに...
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琵琶湖環境学習と沖島での地引網体験 報告

  H27/7/12(日) びわ湖トラストが共催する京都新聞主催の琵琶湖環境学習と沖島での地引網体験が開催されました。これは、(株)トヨタマーケティングジャパンによる「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」の一環として開催されたものです。 ⇒イベント詳細は、バナーをクリックして滋賀のタイルをご選択下さい。
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H27年トチノキ開花観察会

  H27/6/6(土) トチノキ開花観察会を開催しました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 トチノキ観察会 実施日:平成 27 年 6 月 6 日 トラストで実施される高島の朽木トチノキ観察会も4年目となり、恒例行事の1つとして定着しつつある。春の開花時期に合わ せて開催されるトチノキ観察会は昨年から始まり2回目だ。昨年からは大津市教育委員会に後援となっていただき、大津市内の小学校数校にチラシを配布。今回は逢坂小学校の反応が良く、申し込みが多かったのだが、残念ながら他のイベントと重なった から、と何組かのキャンセルが出た。 参加者はトラストのスタッフを合わせて約20名。生憎の曇り空で出発したのだが、現地に近づくにつれて雲行きはさらに怪しくなり、高島の辺りではとうとう小雨に。バスを降りると少々肌寒いくらいの気温で、皆慌てて軽く羽織るものを手に取 っていた。 雨の為、急きょ午前と午後のプログラムを入れ替えて行う こととなった。まずはトチノキクイズ 25 問。去年に引き続き春のガイド・講師として引き受けてくださった青木繁先...
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淀川源流域の春を楽しむ 報告

  H27/4/29(水・祝日) 2015年度淀川源流域の春を楽しむイベントを行いました。 ⇒詳細は こちら、レポートは こちら をご覧ください。 淀川源流域の春を楽しむ―ブナの若葉、ユキツバキの花を訪ねて― 不順な天候が続いていた 4 月でしたが、4 月 29 日の「淀川源流域の春を楽しむ」のイベント開催当日は、朝からすっきりと晴れわたり、絶好の行楽日和となりました。大津駅からバスで出発し、彦根駅で講師の滋賀県立大学の野間直彦先生と彦根から参加の皆さんが合流。一路、中河内に向かいました。バスの中で、野間先生より資料が配布され、本日案内いただく場所や内容についての説明を受けました。中河内は日本でも有数の豪雪地域で、冬には数メートルの雪が積もるとのこと。ユキツバキの他にもザゼンソウやトチノキ、ブナなども見られるそうで、厳しい冬を乗り越えて咲く花や木々の芽吹きに一層期待が高まります。 途中、神田パーキングエリアで休憩し、高速を降りて、北国街道を北へ。石灰岩の採掘跡が残る伊吹山を背にし、右に小谷山、ほどなく左に賤ヶ岳、そして余呉湖が見えてきました。...
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