琵琶湖クリーンプロジェクト

2015年11月1日 「琵琶湖クリーンプロジェクト~琵琶湖の大自然を体感し、琵琶湖の魅力を再発見しよう!」を京都新聞社と共催しました。これは、(株)トヨタマーケティングジャパンによる「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」の一環として開催されたものです。

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平成27年11月1日(日)、「琵琶湖クリ ーンプロジェクト~琵琶湖の大自然を体感し、 琵琶湖の魅力を再発見しよう!」を京都新聞社 と共催しました。 このプロジェクトは、水環境について学習し、 あわせて景観保全活動も行うことを目的に、ト ヨタ自動車 AQUA SOCIAL FES が実施したも のです。びわ湖トラストからは、熊谷理事兼事 務局長、山本理事、橋本の3名が参加しました。 当日は、市民がカヌーに乗って琵琶湖へ漕ぎ 出し、自然に触れながらヨシ群落に溜まったゴ ミの清掃活動を行うというプログラムで、場所 は、オーパルオプテックス株式会社(大津市雄 琴)の敷地およびその周辺水域。同社には、カ ヌーの貸与、操作指導、敷地内での環境学習な どについてご協力いただきました。
ヨシ群落は、湖水を浄化する顕著な働きがあ るほか、魚の産卵や鳥たちの住みかにもなって おり、湖の生態系を守っていくうえでとても大 切な役割をはたしています。ただ、琵琶湖に限 ったことではありませんが、ヨシというのは、 湛水域(水の流れの悪いところ)では、ほぼ例 外なく衰退していきます。その湛水域を生み出 す要因、つまり、ヨシの生育に必要な水流を滞らせる大きな要因の一つが、繁茂しすぎた水草 や藻類、また茎付近の湖底に堆積したり水面に 浮遊する生活ゴミなどです。このため、水草な どの清掃は、地味な作業ではありますがヨシ群 落を保全するうえで重要な意味を持っています。 この日のプロジェクトへの参加者は、親子連 れを中心に約 100名。まず、グリーンウォーカ ネイチャークラブ代表の青木繁さんから、ヨシ 群落の大切さや水草の繁茂状況などについてレ クチャーがあり、その後、琵琶湖へ出てカヌー の操り方を練習しました。そして、短い休憩を はさんで清掃作業を開始。朝の気温は約11℃ と晩秋の肌寒さでしたが、さいわい晴天に恵ま れ、風のない穏やかな湖面のおかげで、お子さ んたちの歓声の中、安全な作業ができました。 びわ湖トラストでは、今後ともこうした活動 を着実に進めていきたいと思います。 (文責橋本)

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滋賀トヨペットさんのページにも報告があります。こちら をご覧ください。

 

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