ブライアン・ウイリアムスの写生大会


 H24年8月18日(土) 湖北野鳥センターにて湖岸に広がる葦原や竹生島のすばらしい風景を、琵琶湖の環境保全で著名な風景画家であるブライアン・ウイリアムスさんと共に親子で写生を大いに楽しみました。スタッフ含め、子供18人、大人20人が参加しました。
 まず1時から野鳥が卵を温めているリアルタイムの映像を60倍の望遠鏡で観察するなど、センターの池田さんから野鳥の勉強。その後ブライアンさんから葦の有る湖岸がいかに大切かをスライドで判りやすく教えてもらいました。
 その後いよいよブライアンさんから絵の手ほどきを、木綿で出来た上等の画用紙に、竹生島等を実際に描きながら、判りやすく説明があり、あれよあれよと言う間に風景写真より美しい竹生島が浮かび上がりました。皆さんはほぼ完成まで1時間でしたが引き込まれていました。

 描きながらの完成までの間の説明要点は
@まず空から描く。それもまず白色
Aそして遠い方から描く。
B画用紙の上で色合いを調合しても良い
C自然の色は単一色ではなく、いろいろな色が混ざっている
D描くのは筆だけとは限らない。
E載せるだけではなく、乾く前に削り取ることもある。

 それと最も大事な事は、兎に角楽しんで描くことです。
完成までの過程を1つのスライドに添付どおりまとめてみました。

sketch


 3時から各自思い思いの場所で写生を開始。
 ブライアンさんは室内外の全員の絵を、判りやすい手ほどきをしながら、見て回りました。
 5時から全員集合し、皆さんの力作の講評をブライアンさんから受けました。大人では出せないのびのびした雲や、色使いなど好感の持てる作品をみんなで楽しむ事が出来ました。
 当日の様子は下記のスナップ写真でご覧ください。
   最後になりましたが、参加頂いたご家族とブライアンさんの熱心な指導に感謝すると共に、無料イベントを支援して頂いた、西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部に御礼申し上げます。

文責 NPO法人びわ湖トラスト理事 高木 順